京都二條園2077

かぐや姫以来、初?の京都のSF小説。2077年を舞台にした京ことばによる奇想天外なストーリー。毎週火曜日更新!!はじめてお越し頂いた方は、「第一章・第一話 その1」からお楽しみ下さい。
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第一章・第五話 その4「宇宙船でお茶の配達?」 はぁ~??????

 3D映像の金髪の女性アナウンサーは、カメラの正面に向き直り、真剣な面持ちでこう締めくくりました。
「そして、2077年の今、すべての開発と製造が終わり、宇宙船『ビッグポッド』の船長を迎える日がやってきたのです。」

~映像は、3Dから平面写真のフラッシュにかわり、若かりし日の京太郎、今現在『二條園』の上空に浮かんでいる『二條園デバー』と同タイプの宇宙船の他、巨大なタンク型の物体や、奇怪な『ロボット』などが次々に映し出された後、さきほど、流された未来からのメッセージ映像に切り替わりました。~

 映像は宇宙船内のコクピットに座り、楽しそうに笑っている村田くんがアップで映されていたのですが、村田くんのしゃべっている相手の声がかうかに聞こえました。
「ビーナス ビーナス...」
とくりかえしているようです。ビーナス...金星のことでしょうか?
「ビー ナス ビー ナス ビー...。『ナースビー』やな! ふっふっふ」
どうやら、一人で言って一人で受けている様子で、村田くんは返答に困っているようです。
 
 しかし、その笑い声はどこかで聞いたことがあると思ったら、それもそのはず...。
次に画面にアップで映し出された村田くんの話し相手とは、
なんと!「輝斗」だったのです。

「えええええええー。ワシ? 今のんワシか?」
映し出された自分の映像を指さし、
「ちゃうで、ワシとちがうで! わしゃ知らんで!」
とその場にひっくり返ってしまいました。
 一方、輝斗の隣ににいる京太郎や武士会長はうんうんと、顔を見合わせて頷きあい、さも平然とした様子です。

「ちゃうちゃう。ワシ、あんなんもんに乗った覚えないで。」
と、口をとんがらがせ、足をバタつかせているその姿は、まるでだだをこねる子供のようでした。
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